吸音材とは、空気中に伝わる音波の振動を熱エネルギーに変換させる事で音を減衰させる素材の事で、室内の不快な反響音を軽減させたり、残響時間を調整するのに効果を発揮する、防音対策に欠かせない音を吸音する材料の事です。プロが選ぶ確かな吸音材で、あなたの音響問題を解決しましょう。
1. 吸音材の分からない事をすべて教えます
吸音材の選び方として、重要なのは使用目的に合った材料を見極める事と効果の出る正しい方法で施工する事です。ソノーライズでは、お客様の用途に適したおすすめの吸音材をご紹介させて頂く事で、効果の上がる防音対策を提案して、多くの音のお悩みを解決しております。
吸音材の販売は、法人様 ~ 個人のお客様まで、ご対応させて頂きます!
1-1. 吸音ってなに?(なぜ音が消えるのか)
吸音とは読んで字のごとく、掃除機の様に吸い込んで材料の中に貯め込んでくれる訳ではありません。吸音材によって方法は異なりますが、音の振動エネルギーが壁面などを通る過程で、熱エネルギーに変換させる事によって、音の振動を弱め消していく事を吸音と表現しております。そのメカニズムは、材料の種類や周波数域によっても大きく異なり大変複雑です。
音は空気の「揺れ」です。吸音材の中にある無数の細かい穴や繊維にこの揺れが入り込むと、空気が素材とこすれ合って「摩擦熱」に変わります。真冬に手をこすり合わせて温めるのと同じ原理で、音のエネルギーが熱に消えていくのです。
1-2. 吸音と遮音の決定的な違い(失敗しないための鉄則)
防音対策の失敗の9割は、この役割の違いを混同することから始まります。まずは以下の比較表で、お客様の目的がどちらにあるかを確認してください。
| 比較項目 | 吸音(音を吸収) | 遮音(音を遮断) |
|---|---|---|
| 主な目的 | 反響音を抑える・音質を整える | 外への音漏れを防ぐ・外の音を遮断 |
| 解決する悩み | 「声が響いて聞き取りにくい」 「録音に反響(エコー)が入る」 |
「隣の部屋に音が筒抜け」 「外の車の走行音がうるさい」 |
| 素材の特徴 | 多孔質(穴が多い)、軽量、柔らかい | 高密度、重量がある、硬い |
| 効果の例え | スポンジが「水を吸い込む」 | ダムの壁が「水をせき止める」 |
| 代表的な材料 | グラスウール、ウレタンスポンジ | 遮音シート、コンクリート、鉛板 |
💡 失敗しないための最重要ポイント
※本格的な防音対策には、「遮音材で音を跳ね返し、吸音材でそのエネルギーを消す」という両方の組み合わせが不可欠です。
吸音材だけでは音は透過してしまい、遮音材だけでは室内が反響音で溢れてしまいます。この2つの役割を理解し、正しく組み合わせることが防音成功の近道です。
必読:失敗しないための近道
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1-3. 吸音の原理
例えば多孔質な吸音材料に音が入り込み、その中で音が大きく拡散する事により、その空気振動が直接内部の気泡部分の空気に伝わる。その際に気泡の面では空気の粘性摩擦が生じ、音のエネルギーの一部が熱のエネルギーに変換され、反射音が小さくなったことを吸音していると言います。 一般的には反射音を0にする為には、波長の1/4以上の厚みのある吸音材を選定する必要があるとされています。このように空気の動きに対する抵抗によって、その振動が減衰し音を小さくする目的で吸音材は使用されます。
なぜ、効果が出ない
「1/4波長の法則」に基づくと、低い音(ベース音や足音など)を消すにはそれなりの厚みが必要です。例えば100Hzの低音を完全に制御するには、理論上は非常に分厚い層が必要になります。「薄い吸音材を貼ったのに効果がない」という失敗の多くは、この厚み不足が原因です。
効果を出すためには
「反射音をゼロに近づけるには、音の波長の1/4以上の厚みが必要です。例えば、人の話し声(中音域)なら数センチの厚みで効果が出ますが、ドラムのバスドラムのような低音域をしっかり吸音するには、より厚みのある素材や背後空気層が必要になります。」
1-4. 吸音率とは?性能を見極める指標
音波がその材料に入射すると、そこでは反射・透過・吸音がされます。吸音材の性能をあらわす吸音率とは、入射した音のエネルギーに対して反射されない音のエネルギーの比率の事を言います。
音の反響と透過
床や壁面が硬く平たんな場合ほど音の振動エネルギーは入射せずに反射が強くなります。反対に多孔質な材料や凹凸のある様なものは音が入射しやすく、音が当たった際に振動する事によりエネルギーが内部に伝わり反対側に透過しやすくなります。 この時に壁の厚みが音の波長より薄ければ透過してしまいます。
吸音と遮音の関係
吸音材を使用する事により音波が壁を通過する際に何らかの形で、振動エネルギーの一部が熱エネルギーに変換され音を吸収します。これが防音性能を左右します。音を反射させてしまう遮音との兼ね合いもあり、そのメカニズムは壁材の種類や音の周波数によっても異なり複雑です。
1-5. 反響には吸音材
狭いお部屋で楽器を演奏すると音が響いて耳が痛かったり、会議室などでは喋っている言葉がこだまして、聞き取りづらいご経験はありませんか?そこで、お部屋の反響音を沈めて上げるのに用いられるのが吸音材です。
吸音材を壁面に貼るだけで、解決出来るケースもございます。
- 外へ音漏れはしていないが、ピアノを練習するとすぐに耳が疲れてしうば場合に。
- 反響や残響が多く、楽器の音がクリアに聞こえない時など。
- 重たい作業も出来ず、コストを抑えて簡易的に防音したい。

2. 【徹底比較】プロが選ぶ吸音材の素材別性能と選び方
吸音材は、大きく分類すると以下の3種類に分けられます。用途に合わせて、様々な吸音材をお選び頂けます。
1、多孔質系の吸音材
細かい小さな穴がたくさん空いている繊維質な素材やスポンジなどの多孔質なタイプの吸音材。
2、振動板系の吸音材
薄い板や紙などに音が当たると振動が起こり、発生した振動エネルギーによって音を減衰させる原理の吸音材。
3、共鳴型系の吸音材
共鳴現象を利用して、空気自体を激しく振動させ摩擦熱で音のエネルギーを消費させる原理の吸音材。
グラスウール吸音材の販売
様々な目的や用途に合わせた吸音性、防音性、断熱性を兼ね備えた密度や厚さのグラスウールを多数ご用意しております。板形状に加工した材料から、クロスを貼った商品やロールタイプのグラスウールまで材料各種を低価格でご購入頂けます。
※ご購入は各商品のページをご覧ください。
グラスウールボード【生板材】
グラスウールの『GW吸音ボード』とは表面にクロスなどの仕上材を一切貼っていない剥き出しのグラスウール生材を板状に形成した吸音材です。グラスウールは防音工事や断熱工事に欠かせない影の立役者的な材料です。住宅や商業施設などの内壁に吸音対策だけでなく遮音補強および断熱材として昔から多く使用されており、建築や産業界において大変信頼の高い商品です。
ガラスクロス額縁貼りグラスウール『GCボード』
ガラスクロス額縁貼りグラスウール【GC吸音ボード】とは、吸音に優れた密度のグラスウール吸音板にガラスクロス(ガラス繊維で編んだ布)を額縁貼り加工をした商品です。当社では厚手のガラスクロスをすべての商品に採用しており不燃素材である事に加えて、意匠性と耐久性に優れた内装仕上用の吸音ボードとしてご利用頂けます。
GC吸音ボード40 グラスウール化粧板
GC吸音ボード40とは、ガラスクロス額縁貼りグラスウール吸音ボードの密度32k品で使用しているグラスウールの圧縮密度を40Kに高めた商品で、32k品のGCボードに比べて遮音性と吸音性能がさらに優れております。仕上には厚手のガラスクロスを使用する事で耐久性と不燃性に加えて、表面の色ムラを減らし吸音材として多くの場面でご利用頂いております。
ロールタイプのグラスウール
ロールタイプのグラスウールは長尺物として、防音対策や断熱材工事における天井裏や壁の中などへ材料を充填する際の施工性にとても優れております。グラスウールロールは建築物や産業設備などにおいて古くから広く使用されており、様々な場所でその効果と実績を残している材料です。耐久性に優れており不燃素材でもある為に、吸音や断熱の下地材として安心してご使用頂けます。
高密度グラスウール『パラボード』
高密度グラスウールのベースとなるパラボードは、一般のグラスウールボードと比較してガラス繊維の圧縮密度を高める事で硬さを追求し、高度な強度のあるボード状に仕上げた商品です。高い吸音性能に加えて、遮音性にも大変優れております。浮き床工法の施工に使用したり、荷重の負担がかかる鉄板屋根や強度が必要なダクトの遮音と断熱等の目的でも多く使用されております。
大人気のオリジナル吸音ボードの販売
吸音と遮音性能を高めた弊社オリジナルの大人気グラスウール商品です。内装の仕上に使用出来る防音用の化粧板として多くの現場で活躍しております。
※ご購入は各商品のページをご覧ください。
吸音板 | サウンドSタイル吸音板
「サウンドSタイル」とは、吸音板の性能を上げる為に圧縮密度64kの高密度グラスウールボードをフラットに研磨し、厚手のガラスクロスを額縁貼り加工して仕上げた化粧吸音板です。すべて不燃素材を使用して製作されているので内装材としても安心してお使い出来る事に加え、防音性能および意匠性を上げる事により、さらに上の防音対策を可能にした商品として映画館やホール等でもご使用頂いております。
防音ボード | サウンドSタイルⅡ防音ボード
『 サウンドSタイル 』の防音性能を大きく向上させた防音ボードです。美観はそのままに防音マットZS(厚さ5ミリの遮音シート)を裏打ちする事で遮音性能を高めた画期的な商品です。遮音効果と吸音効果の両方を兼ね備えた内装防音ボードの決定版です。さらに裏面のゴムシートが壁などの振動も低減させます。
ウレタンスポンジ吸音材の販売
板状に加工した、ボードタイプのウレタンスポンジ吸音材料各種です。使用目的や性能に合わせて、デザイン及びサイズや厚みをお選び頂けます。
※ご購入は各商品のページをご覧ください。
『プロファイルタイプ』波型・凸凹形加工
波型のウレタンスポンジ吸音ボードZSの『プロファイル加工品』とは、高性能ウレタンスポンジの表面を波型(凹凸形)に加工した吸音ボードの事です。 凹凸の表面仕上にする事により吸音面積を大幅に増やす事で、吸音性能を効果的に向上させます。 さらにこの波型状に加工する事で、吸音しきれなかった反射音を乱反射させる事が可能で、音響調整・反響音対策に最適です。
『フラットタイプ』平板加工
ウレタン吸音ボードのフラット加工品とは、高性能ウレタンスポンジの表面を平らにカットした吸音ボードの事です。 表面仕上をフラットにする事で使用用途の幅を広げ、あらゆる場所で利用可能なシャープなデザインを実現した平板タイプのウレタン吸音ボードです。厚みのあるボードも人気で、今まで吸音しきれなかった中低音の吸音性能も向上し、音響調整・反響音対策に最適です。
『波型市松デザインタイプ』
『波型市松デザイン』吸音ウレタンスポンジボード【typeWT】加工品とは、波型に加工したウレタン吸音板を市松模様に貼り合わせる事により、吸音面積を大幅に増しランダム入射にもしっかりと対応する吸音性能を効果的高めた吸音ボードです。意匠性にも優れておりスタジオや店舗の内装をオシャレに飾り付けます。音響調整や防音対策に効果を発揮する、意匠性と吸音性能を兼ね備えた吸音材です。
『ピラミッドデザインタイプ』
『ピラミッド型』ウレタンスポンジ吸音ボードZSとは、表面を三角形のピラミッド形状に加工する事で、吸音する表面積を大幅に増す事が実現し、意匠性だけでなく吸音性能を大きく向上させています。様々な方向からのランダム入射音にもしっかりと対応します。
吸音パーツという新しい考え
必要な面積を様々なデザインのパーツで飾り付ける事の出来る、今までになかった自由なデザインと音響空間を造り上げる事が可能なウレタン吸音パーツです。
防音BOXや無響箱にもご利用頂いております。
『かまぼこ形・クサビ形』デザイン
ウレタン吸音材をかまぼこ形やクサビ形に加工する事によって、オシャレな意匠性の面だけでなく、吸音表面積をより多く確保する事と音のランダム入射に効果を発揮する事が可能です。室内インテリアのアクセントパーツとして高性能な吸音材が、天井や壁と場所を選ばずに音場調整・吸音対策にお使い頂けます。また、難燃材で耐候性にも優れており、表面の粒子が光を反射します。オーディオ音調・反響騒音防止・DIY素材として、大人気の商品です。
ポリエステル系の吸音材の販売
ライズ吸音ウール | チクチクしない吸音材
ライズ吸音ウールとは、ポリエステルの一種であるポリエチレンテレフタレートを糸状に繊維化した上で、吸音性能に優れた硬さで圧縮をして、ボード状に仕上げた環境にも優しいホワイト色の吸音材です。安全性・環境性・断熱性・耐熱性・吸音性・透水性など多く面で大変優れております。
吸音パネルの販売
簡単取付を追求した『吸音パネル Feltone』
吸音パネルとは、室内における音の反響による不快なノイズや「ぼやけた音」を軽減させ、音響環境を明瞭化させる吸音するパネルの事です。音の伝わりをクリアにさせる事で、音楽や映画などをより「スッキリ」としたサウンドで楽しむ事が可能になったり、オフィスや学校などでは、会話によるコミュニケーション環境の整備にも効果がございます。














