録音スタジオや宅録などの吸音と音響対策

録音スタジオや宅録の吸音対策

録音スタジオ・劇場・ホールなどの楽曲製作や楽器の演奏を披露する様な場所では、音漏れなどの防音対策は大前提としてする必要があり、その上で音質や音響を追求していく様な音環境が重要になります。同じ吸音材を使用した場合でも、設置する場所や貼る面積、素材の厚みなどによって大きな違いが出て来るものです。心地のよい音というのは個々に違いますが、理想の音環境に近づける様にソノーライズがお手伝い致します。

理想の音環境の実現の為に

『音響の素晴らしい音楽ホールで、楽器の演奏を好きなだけ楽しみたい』『良質な環境下で音楽制作に没頭したい』

この様な音響空間を構築する為には、吸音料率や遮音量の最適なバランスを考え、ある程度必要な反響が得られるよう音響設計を行い、吸音材や防音材の種類と貼る面積や場所を考える対策が必要になります。

使用する楽器によっても、その特性や音色が変わりますので、目的に合った対策が必要になります。低音だけで言うと、小さな隙間からは音は逃げにくいのですが、楽器によっては高音域の音もあります。高音域の音は小さな隙間からでも音漏れをするので、音漏れの無いよう細心の注意を払うようにしなくてはなりません。

音響設計で、響きと音質を改善!

聞きやすく、高音質で快適な音空間を実現するためには、「響き」だけではなく、音質を悪くする反射音を無くすことが必要です。ステージの客席後ろから直接跳ね返ってくる反射音や、平行する大きな反射面がある場合は、音響障害となりますので対策が必要となります。残響とは音を発生し急に止めたときに残る響きのことをいい、一定の音エネルギーが減衰するまでの時間のことをいいます。

一般的に講演などの話を聴くためのホールは残響時間を短く、音楽は長くと言われています。しかし、同じ残響時間でも部屋の大きさにより聴こえ方が変化します。残響時間を調整することにより、よい音が響く、最適な音場環境を創りあげることが出来ます!

人間の聴覚

耳は、音を感じる聴覚器官です。 音は、1秒あたりの振動数で表し、単位はヘルツ(Hz)を使います。振動の少ない方が低い音、振動の多いほうが高い音になります。人間の耳は、20Hz~20KHz位までの音を聞くことができます。人の話し声程度の200Hzから4000Hz位までの音は、特によく感じます。

耳は音を聞く聴覚器官ですが、実際に音を感じる部分はずっと奥の方にあります。外耳で音を集めて、中耳で外耳から伝わってきた空気の振動を内耳へ伝えて、内耳で伝わってきた振動を脳に伝える事によって、はじめて音を認識する事が出来ます。

人間の耳は、外耳(がいじ)、中耳(ちゅうじ)、内耳(ないじ)の大きく3つに分かれています。 

音響対策に効果のある吸音材

音響対策とは、吸音材や反射を利用して理想の音環境を造り上げる事です。音響には正解は一つでなく、自分が求める環境や心地良いと思える空間および、製作ソフトの機能や性能を発揮出来る様な状態を構築する事を意味します。

吸音板 | サウンドSタイル吸音板

「サウンドSタイル」とは、吸音板の性能を上げる為に圧縮密度64kの高密度グラスウールボードをフラットに研磨し、厚手のガラスクロスを額縁貼り加工して仕上げた化粧吸音板です。すべて不燃素材を使用して製作されているので内装材としても安心してお使い出来る事に加え、防音性能および意匠性を上げる事により、さらに上の防音対策を可能にした商品として映画館やホール等でもご使用頂いております。

サウンドSタイル吸音板

吸音パーテーション | 反響音対策・音場調整

吸音パーテーションとは、防音対策や音響改善などを目的に考えられた効果の高い吸音材を使用して、音場調整(残響時間の調整)や音質改善の為に製品化された吸音間仕切りで、過度な反響音や音圧を減らし理想の音環境を実現します。多くの場面で使用する事が出来ますので、今まで悩まされていた様々な音のストレスを吸音パーテーションで改善する事が可能です。

吸音パーテーション

ウレタンスポンジ吸音材の販売

ウレタンスポンジ吸音材は、反響音の防止や空間の音場調整材として録音スタジオや音楽教室などの音響および防音工事などで、幅広くご使用頂ける内装仕上用の吸音材です。スポンジ素材の為に扱いやすく、意匠性にも優れた加工形状を多数ご用意させて頂いており、大変人気がございます。目的や用途に合わせたウレタン吸音素材をお選び頂けます。

ウレタンスポンジ吸音材の販売

ガラスクロス額縁貼りグラスウール『GCボード』

ガラスクロス額縁貼りグラスウール【GC吸音ボード】とは、吸音に優れた密度のグラスウール吸音板にガラスクロス(ガラス繊維で編んだ布)を額縁貼り加工をした商品です。当社では厚手のガラスクロスをすべての商品に採用しており不燃素材である事に加えて、意匠性と耐久性に優れた内装仕上用の吸音ボードとしてご利用頂けます。

ガラスクロス額縁貼りグラスウール『GCボード』

GC吸音ボード40 グラスウール化粧板

GC吸音ボード40とは、ガラスクロス額縁貼りグラスウール吸音ボードの密度32k品で使用しているグラスウールの圧縮密度を40Kに高めた商品で、32k品のGCボードに比べて遮音性と吸音性能がさらに優れております。仕上には厚手のガラスクロスを使用する事で耐久性と不燃性に加えて、表面の色ムラを減らし吸音材として多くの場面でご利用頂いております。

GC吸音ボード40『グラスウール化粧板の上位品の GCボード』

『かまぼこ形・クサビ形』デザインの吸音パーツ

ウレタン吸音材をかまぼこ形やクサビ形に加工する事によって、オシャレな意匠性の面だけでなく、吸音表面積をより多く確保する事と音のランダム入射に効果を発揮する事が可能です。室内インテリアのアクセントパーツとして高性能な吸音材が、天井や壁と場所を選ばずに音場調整・吸音対策にお使い頂けます。また、難燃材で耐候性にも優れており、表面の粒子が光を反射します。オーディオ音調・反響騒音防止・DIY素材として、大人気の商品です。

『クサビ形・かまぼこ形』ウレタン吸音材ZS

簡単取付を追求した『吸音パネル Feltone』

吸音パネルとは、室内における音の反響による不快なノイズや「ぼやけた音」を軽減させ、音響環境を明瞭化させる吸音するパネルの事です。音の伝わりをクリアにさせる事で、音楽や映画などをより「スッキリ」としたサウンドで楽しむ事が可能になったり、オフィスや学校などでは、会話によるコミュニケーション環境の整備にも効果がございます。

吸音パネル

防音性能の高いスチール製の防音ドア

大音量のライブハウスや音漏れの気になる音楽教室などでは、高い遮音性能を備えたスチール製の防音ドアがお勧めです。

防音ドア|高性能スチール製防音扉

防音ドアの性能は、扉の遮音性と気密性の高さで決まってきます。確実な防音対策をお考えであれば、木製の防音ドアでは難しい高い遮音性能と高気密性を兼ね備えた、プロ仕様の高い防音性能を誇るスチール製の防音ドアを採用してみては如何でしょうか。音楽室やカラオケルームおよび録音スタジオなどでの多くの採用実績が証明する、安心で高品質な本格派スチール製防音ドアが音漏れを防ぎます。

防音ドアの販売